9月6日 ー高齢者支援問題を考える市議団シンポジュウムを行い、沢山の方々にご参加いただきましたーー (2014.09.07)

3日は、早朝駅頭宣伝を幸村市議予定候補とともに早朝駅頭宣伝を行い、その後は残っていた地域の集金に周り、午後からは幸村市議予定候補と地域を訪問し、その後あらい・幸村ニュースの地域配布を行いました。

4日も、早朝駅頭宣伝を幸村市議予定候補とともに行った後、市役所に行って、6日の市議団主催のシンポジュウムの準備をし、午後からは、府議選選対会議、引き続いて府議市議候補者会議に出席しました。

5日の午前中は、地域のブロック選対会議に出席。午後からは9月議会本会議に出席しました。終了後は市議団会議を行いました。

6日の午前中は、13日に行われる敬老の集いの実行委員会に出席、午後からは市議団主催の高齢者問題を考えるシンポジュウムにコーディネーターとして参加しました。

国が医療・介護総合法案の中で、介護保険の中身を大きく改悪しました。その中で、介護保険要支援1,2の被保険者に対して、ボランティアによる支援を行おうとしていることに焦点を当てながら、介護における公的責任はどうあるべきか、そして市民による助け合い活動は今後どのように展開されていくのが望ましいのか、という点に焦点をあててこの日のシンポジュウムを行いました。

まず最初に出口文子市議団長が挨拶を行った後、パネラー4名から15分程度ずつ発言をしてもらいました。

最初に、豊中市高齢施設課課長の甲斐氏から、今回の介護保険の改正の中身、特に要支援1,2にかかわって説明がされました。

次に、大阪社会保障推進協議会事務局長の寺内氏からは、今回の介護保険改正が、プロのヘルパーのかわりにボランティア力を導入すること等、変えられようとしている制度の問題点が示され、今度の改正が安上がりの介護を実施しようとしている、との指摘がされました。

次に、豊中社会福祉協議会の勝部氏からは、介護保険などの公的な介護制度だけではつかめきれない市民の思いをしっかりくみ取る、「制度の隙間をうめる」仕事を社会福祉協議会が行ってきたこと、今後はよりいっそう地域社会でのお互いに支え合う関係づくりが大切になってくる、等のお話がありました。

そして最後は、介護現場で働くケアマネージャーの田原氏から、家事援助はプロのヘルパーでなくてもできのでは、という今度の改正案に対して、要支援でのプロのヘルパーの見守りによって高齢者を重症化させない様々なケアーを行っていること、それがボランティア力の導入によって行えるのか。

また、要支援対象者に行っている介護予防は効果がないという声もあるが、現場も高齢者自身もかなり努力している。しかし、やはり加齢による衰えにはあらがえない。今ですら現状なのに、改正によって重症化がよりすすむのではないか、という懸念がある。といった現場の生の声をお話いただきました。

その後会場から意見を質問や意見を頂きました。「予算についてはどうなっているのか」という質問には、寺内さんが、今回の改正によって介護給付費の伸びを抑えようとしている事を話されました。

また、今回の改正に対して「ボランティアの導入は公的責任の放棄ではないか」という意見に対して、市の甲斐氏は、「一律にボランティアを導入するのではなく、専門的な介護が必要な方は従来通りのプロのヘルパーによる介護となる。要支援と言ってもいろいろな方がおられるので、その方に応じたいろいろなメニューを用意しようということだ」と話されました。

これに対して寺内氏からは、「国は、従来通りのプロのヘルパーが介護するメニューだけでもOKと言っている。豊中市の場合は、社協が非常によくがんばっておられるので、市は現状の制度を維持し、そしてその制度ではまかなえない部分をこれまで取り社協が取り組まれていくのが良いのではないか」と述べられました。

介護事業に株式会社が参入していることについては、田原氏から「私自身は、社会福祉法人と株式会社の両方で働いた経験がある。先日報道されたように社会福祉法人でも悪いことをするところはある。大事なことは、その団体や会社の介護に対する姿勢が問われている、ということだ」と発言されました。

また勝部氏からは、「今度の制度改正の中で導入されようとしてるボランティア力の活用について今色々と言うことはできないが、大切なことは、地域の人達自身が結びついて助け合っていくという仕組みを生み出していくことだ」と発言されました。

そして最後に、お一人5分ずつまとめ発言を頂き、シンポジュウムを終了しました。

会場には、ほぼ満員となる約150名の参加者があり、成功のうちに終えることができました。今回のシンポで、新しい制度の問題点、および豊中市が今後とるべき制度のありかたが示されたように思います。